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蓑輪諒

空論(うつろ)屋と呼ばれた江口正吉の有能さに感心するも、仕えた丹羽家が封建制に翻弄される様になんだかやるせない気持ちになる「うつろ屋軍師」

今回は、既にレビュー済みの「最低の軍師」で2018年の第12回 啓文堂大賞 時代小説文庫大賞をとった箕輪 諒さんのデビュー作「うつろ屋軍師」です(箕輪さんは軍師好きだな)。この作品も、賞をとってたり、候補になってたりして、世間の評価は高い...
山田風太郎

淫虐暴戻な会津藩主 加藤明成を仇とする女達のために隻眼の剣聖 柳生十兵衛が立ち上がる!忍法帖シリーズで一番面白いのはこれかもしれない!「柳生忍法帖」

今回は、山田風太郎の忍法帖シリーズ第10作目にあたる「柳生忍法帖」です。 管理人にとってはだいぶ久しぶりの忍法帖でしたが、いやぁ、やっぱり山田風太郎作品は面白い! あまりに面白くって、一気に読んでしまったので、上下巻合わせて900ページ弱...
浅田次郎

ヒーロー的な扱いをされるも、どうにも共感できる人物がいなかった新撰組で、やっと見つけた共感できる隊士の姿に涙せずにはいられない「壬生義士伝」

久しぶりの投稿になりました。 相変わらず本職のほうが忙しくって、読書の時間が通勤の時くらいしか取れない管理人です。 のんびり読書できる日々は果たしてやってくるのか…。 そんな中、コツコツと読み進めて一作品読了しました。 管理人初読みの...
司馬遼太郎

幕末の英傑は、西郷隆盛や坂本竜馬、新選組だけじゃない。密かに爆誕していた河井継之助という越後長岡藩の風雲児が、真のサムライの姿を魅せてくれる「峠」

ずっと気になっていた司馬遼太郎先生の作品をやっと読了しました。昭和41年から昭和43年まで「毎日新聞」に連載されていたものだそうで、「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」の間の作品になるのだそう。この頃の司馬遼太郎先生は幕末推しだったんですかねぇ...
蓑輪諒

伝説の軍師 白井浄三て最低どころか最高じゃないかと思いながら読んでいたら最後の最後でタイトルの意味に納得するんだけどそれがあまりに切なくて泣きそうになる「最低の軍師」

前々回から前回までの投稿が、三カ月以上開いたのに、今回は二週間くらいでの投稿になりました。それはなぜか。 理由は二つ。 一つは、400ちょいのページ数の一冊作品であること。当然ですが、数巻にまたがる作品よりは早く読み終わりますね。 そして、...
司馬遼太郎

蝮(まむし)と呼ばれるくらいだから、さぞ悪いことをした輩かと思っていたら、案外そうでもなかった美濃の蝮こと斎藤道三と織田信長編の主人公が実は明智光秀な「国盗り物語」

かなり久しぶりの投稿になってしまいました。前回が2月ですから、もう3ヶ月以上経ってますね。 読みもの散歩をサボっていたかというとそんなことはなく、まあ、確かに本職のほうが忙しくて、なかなか帰宅時の電車の中くらいでしか読み進められない...
童門冬二

江戸時代中期、日本で最も財政難に陥っていたと言われる米沢藩を立て直した英雄の伝記本かと思ったら感動するビジネス書だった「小説 上杉鷹山」

「なせば成る、なさねば成らぬ何事も」で有名な米沢藩第九代藩主、上杉治憲(はるのり)またの名を上杉鷹山(ようざん)が、貧窮の米沢藩を立て直していく様を、童門冬二先生得意の"普通の人にも読みやすい"感じにしてドラマチックに描いた作品。 ...
星亮一

上杉家のために生きた愛の武将の足跡を忠実に描いたノンフィクション小説的な「軍師 直江兼続」

一つ前に読んだ「小説 直江兼続〜北の王国〜」で、兼続の室について、管理人の情報と異なるところがあったので、過去に読んだものを漁ってチラ見しようと思ったら、面白くて、結局、完全再読してしまったのでご紹介。(しかし、件の室問題については...
童門冬二

戦国武将達の野望が渦巻くなか、越後の土と水と民を愛し続けた傑物の全盛期を描いた「小説 直江兼続〜北の王国〜」

管理人が最も好きな武将 直江兼続の23歳頃(1582年(天正十年)なので、武田勝頼が、織田信長・徳川家康の連合軍に敗れて天目山で自刃する年)から、景勝とともに福島・米沢に移封された後の43歳頃までの約20年間を描いた作品。1582年といえ...
和田竜

神の左腕を持つ小太郎という怪物を手に入れたサムライ林半右衛門の葛藤を描いた和田竜作品にしては珍しい完全架空の作品「小太郎の左腕」

「のぼうの城」「忍びの国」に続いて和田竜さんが発表した作品で、これまでのところ和田竜さん作品の中で唯一の完全架空の物語。史実にあることでもないし、登場人物も全て架空だそう。 賛否両論分かれるところかと思うんですが、個人的には全て架空...
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