戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」
木下昌輝
戦国時代の三大梟雄の一人と言われる父直家の後を継いでのちに豊臣政権の五大老にまで出世したが関ケ原以降のほうが彼の性に合っていたのかもしれないと思えた秀家の姿を描いた「宇喜多の楽土」
こんにちは。
すっかり暖かくなって、花粉も猛威を奮っております。
鼻がムズムズしてどうにもなりません。
東京の花粉はキツイらしく、その理由はアスファルトばかりで土がないことで花粉が土に吸収されないからと聞いたのですが、だとしたら、花粉...
齋藤道三、松永弾正久秀と並んで三大梟雄(きょうゆう)と呼ばれる宇喜多直家は果たして本当にヤバい人なのか。陰謀・謀略の果てに得たものは…「宇喜多の捨て嫁」
今回は、2015年の第2回高校生直木賞受賞作品の「宇喜多の捨て嫁」(木下昌輝)です。
先に「高校生直木賞ってなんぞ?」を簡単に解説しますと、2014年に第1回が実施されて、今年2019年で6回目を数える賞だそうで、高校生の読書離れを食...