日本の歴史において朝廷が二人存在するという南北朝の異常事態の解消は歴史に名を成すあの者たちの遺児の活躍がトリガとなったのかもしれないと思える海を舞台にした浪漫活劇「陽炎の旗~続・武王の門~」
司馬遼太郎
想像すると吐き気がするくらい隊律が厳しすぎてやっぱり好きになれないんだけれども読み始めると何故か夢中になってしまう「新選組血風録」
こんにちは。
オリンピックが開幕しました。なんだかんだで始まってしまったら、毎日、日本選手の応援で大変です。メダルもたくさん獲れていて、日本の選手たち、本当にすごいなぁと感心しきりです。残念ながらメダルに届かなかった選手たちもよく頑張って...
平家を倒すことに最も貢献し戦(いくさ)においては天才的だったにも関わらず肉親からの愛情に飢え源氏一族の中で生きるには心根が純粋すぎた悲劇の英雄「義経」
こんにちは。
非常事態宣言が解除されたものの、未だワクチンがない中では、なかなか外出する気にはならず、STAY HOMEもテレワークも継続中の管理人です。
なんとなく、世の中的には、感染に対しての危機感の度合いが下がってきてる気配が...
幕末の英傑は、西郷隆盛や坂本竜馬、新選組だけじゃない。密かに爆誕していた河井継之助という越後長岡藩の風雲児が、真のサムライの姿を魅せてくれる「峠」
ずっと気になっていた司馬遼太郎先生の作品をやっと読了しました。
昭和41年から昭和43年まで「毎日新聞」に連載されていたものだそうで、「竜馬がゆく」と「坂の上の雲」の間の作品になるのだそう。
この頃の司馬遼太郎先生は幕末推しだったんです...
蝮(まむし)と呼ばれるくらいだから、さぞ悪いことをした輩かと思っていたら、案外そうでもなかった美濃の蝮こと斎藤道三と織田信長編の主人公が実は明智光秀な「国盗り物語」
かなり久しぶりの投稿になってしまいました。前回が2月ですから、もう3ヶ月以上経ってますね。
読みもの散歩をサボっていたかというとそんなことはなく、まあ、確かに本職のほうが忙しくて、なかなか帰宅時の電車の中くらいでしか読み進められないという...
奇想天外な忍術は不要、ハードボイルドな伊賀の忍びの姿がかっこいい「梟の城」
タイトルの読みがちょっと難しいんですが「ふくろうのしろ」です。
天正伊賀の乱(てんしょういがのらん)を生き延びたハードボイルド伊賀忍者 葛籠重蔵(つづらじゅうぞう)と、同じく天正伊賀の乱を生き延びたんだけど「俺はサムライになって良い暮らし...
歴史ニワカの管理人に戦国時代と幕末以外への興味を持たせてくれた「司馬遼太郎の日本史探訪」
早くも小説じゃないよみもの。というか、過去に読んだ作品の記事を書いていこうと思っているものの、今読み終えたもののほうがホットな投稿が書けるのではないかと思い、鉄は熱いうちに打て的に先に書くことに。
この本は、昭和45年~昭和50年くらにか...
あらめて土方歳三がどういう人物であったかを確認できた「燃えよ剣」
言わずと知れた司馬遼太郎の名作中の名作、と言われている作品。
のちに新選組副長となる土方歳三が、武州多摩の道場で天然理心流を支援していた22歳頃から、函館五稜郭で最期を迎える34歳までの12年間を描いた作品。
2004年のNHK大河ドラマ...